古いフルクラムホイールのスルーアクスルをQRに変換

フルクラムのホイールを流用する際など参考になれば幸いです。

ロードバイクのホイールをFLUCRUM RACING QUATRO CARBON DBに交換したのですが、私のロードはフロントはスルーアクスルでしたから、そのまま付属のパーツで取り付けられたのですが、リアはQRでしたので、そのままでは取り付けできませんでした。

仕方なく古い方のホイール(同じくFULCRUM のRACING SPORT DB)からリアのパーツを外して使うことにしました。

パーツ交換については、図解マニュアルと変換アダプターの一部は同梱されているのに、いざQRに変換する際に不足しているパーツがあるのはとても不親切と思います。

古いホイールから外したパーツは、リアのみで、この2つのパーツです。あ、RM 16-TA12135は付属品に含まれていました(後で発見)。

FULCRUM クイックリリーズアダプター 左RM16-TA12135:、右:KITFCRAQR
図解:リアのQRアダプター(AとBがRM16-TA12135で、EがKITFCRAQAですね。Gはもともとフリーボディに着いていました。)

組付け自体はとても簡単です。RM 16-TA12135のフリー側は半時計回りのネジ式になっており、反対側はO-リングで圧入します。また、KITFCRAQAは両側ともO-リングの圧入式ですから、グリスを塗って指で押し込めば作業完了でした。

余ったFULCRUM RACING SPORT DBですが、嫁さんがディスクブレーキ仕様のクロスバイクを買ったので、流用を試みました。

しかーし!、嫁さんのクロスバイクは前後共にQR仕様じゃありませんか!。

残っているRACING QUATRO CARBON DBのパーツですが、QRの変換アダプターとしては、付属品の中から、後々見つけたRM 16-TA12135が1セット残っているのみです。

ですから、リアはKITFCRAQAが必要ですし、フロントはRM11-TAQRが必要になるようです。

図解:フロントのQR変換アダプター

フルクラムの純正のアダプターは、WEB検索でいくつか候補は出てくるのですが、お馴染みのAmazonでは取り扱いをやめたらしく、表示される多くのECサイトはどこも海外ばかり。だいぶ探して、ようやく国内のサイクルショップCOG’sさんで扱っているのを発見!!。早速注文する事に。

COG’s(コグス)さんのURLは、こちらhttps://www.cogs.jp/smp/

価格はRM11-TAQRが2970円、KITFCRAQAが3210円でした(2021年1月)。

ただ、在庫はしてないらしく、取り寄せになるとのこと。確定メールが来るまでは本当に入荷するのかわかりませんでした。そして、あのややこしい部品図を読んで、必要なパーツを間違えることなく発注できたのかも心配になりました。

注文から待つこと3日。意外と早く入荷の連絡が来て、クレジットカードで支払いを済ませます。クロネコのメール便で翌日には出荷の連絡が入りました。送料は別途300円です。

RM11-TAQRの実物です(グリスアップ済み)。O- Ringは始めからセットされています。

フロントは圧入されているスルー用のアダプターを外したら、同じく指で簡単に圧入できます。

フロントの取付完了の図
リアはこんな感じです。

以上です。

fulcrum racingシリーズ

ロードバイク用のホイールといえば、カンパニョーロ、フルクラム、マビックが有名どころでしょうか。

ロードバイクを買った時、フルクラムのracing sportsのディスクブレーキ版がセットされていた。

このホイールはアルミ製でちょっとディープなリムで、重量は1900gほどのようです。

それをquatro corbonにすると1609gという事で、約300gの軽量化ができます。車体が8.28kgという事なので、これでようやく8kg切りのロードバイクになった訳です。

購入はいつもの通りCRCです。vitusのバイクはフロントが100mmのスルーアクスル、リアは150mmのクイックリリーズです。

ご開帳。

fulcrumのホイールはクイックリリーズのキットは付属しないので、racing sportsのものをバラして使いました。

フロントが740gで、racing sportsの822gからは80gほど軽い…。えっ、あれ?たったこんだけ…?

確かに持っただけでは分からんレベルかもしれません。

見た目もだいぶいかついですね。40mmのディープリムなので、直進性や速度の安定性も高そうです。

違いは実走して分かるかどうかですね。早く万博外周を走ってみたいものです。

ちなみに奥様のホイールも一新しました。こちらはカンパニョーロのZONDAです。こいつも鉄下駄からの交換で感想が楽しみです。