ロードバイクを創る Vol.2

前回はフレームセットが届くまでを書きました。

今回はコンポ選びです。残る予算は36751円でした。

シマノSTIで選ぶとすればソラあたりは欲しいところです。

まずはAmazon先生で、ソラをチェックです。

あれ…。結構高いぞ。

STIのデュアルコントロールレバーだけでも2万円近くするではありませんか。

デュアルコントロールレバー 1.7万円

ブレーキ前後 0.6万円

F/Rディレイラー 0.5万円

クランク 0.8万円

ボトムブラケット 0.2万円

チェーン0.2万円

スプロケ0.3万円

ざっと見積もっても、4万円以上するよ…。

これにハンドル、ステム、サドル、シートポストなどなど1万円は見ないといけない。早くも予算オーバーです。

今回も困った時のチェーンリアクションサイクル徘徊をします。ちょうどサマーセールのクーポンもあります。

すると、ありました。今回もシマノの4700ティアグラセット。32843円のところ-3000円オフクーポンで、驚きの29843円。

セットはデュアコンレバー、ブレーキ、BB、ディレイラー、クランク、チェーン、スプロケのセットです。

ただ、問題もあり、セットのフロントディレイラーが直付のため、バンドタイプの買い直しが必要。

ブレーキがロングアーチ指定なので、付属品では付かないかも知れない。過去の購入者の書き込みを見ると、リアは取付けできたようなので、室内使用なら十分かと。

まあ、実走しないわけだし、安けりゃ何でも良いんですよ。しかも、ソラよりグレード上のティアグラな所もポイント高いです。

モデルチェンジの時期だし、ちょうど良かった。

これで予算は36751円から、6908円となります。

んが!お買い物が16000円超えてますので関税がかかります。そう、消費税。

日本郵便さんで1200円と立替手数料200円ががっつり徴収されて、6/26に到着しました。

と言うことで、残金は5408円と相成りました。

ロードバイクを創る 創刊

管理人のとげうにです。

さて、今回の企画はzwiftを始めるためのバイクが欲しい!

ということで、安いロードバイクを自作してみる企画です。

予算はできれば5万円くらいで、シマノのSTI、コンポもできればシマノが有難いという、少しワガママな企画です。

サイクルトレーナーで使いたいので、なるべく所有のフルカーボンバイクは載せたくありません。

さて、早速機材選びです。

予算配分はフレーム2万円以内、コンポ2万円以内、残りハンドル、ヘッドセット、サドル、タイヤで1万円くらいでしょうか。

ハハッ…。流石にホイールとタイヤのセットだけでも1万円では揃いませんな。

フレームはヤフオクなどで探すも、かなり古い物や傷ありのいわくつき品で無ければ、なかなか2万では良いものが買えそうにありません。

また、コンポも安いグレードでもSTIだけで2万円近くはするのです。

ヤバイ。もう心折れそう…。

いつものようにチェーンリアクションを徘徊していると、あるじゃないですか!!。

デカールをミスったから安くします的なアルミフレーム。お値段なんと13749円也!!

一桁間違ったかとも思いましたが、フレームサイズもドンピシャな54センチな訳で

気がついたらポチってましたわ〜アハハハ。

しかし、元値も安い、安すぎる。フレームセットの値段じゃないよね。

安易にフレームを買ってしまった手前、別のパーツを揃えないといけなくなってしまった…。

さて、残りの資金は36251円です。無事にロードバイクが作れるのでしょうか。

次回、「コンポを探す」をお送りします。

追加

発注から一週間、6/25にフレームが到着しました。16000円以下だったので、関税は非課税でした。送料も無料だったのは有難い。

コラテック ドロミテ SL

ドイツのコラテック というメーカーは、比較的安価で質の高いロードバイク を提供していることで有名です。

そんなコラテックのロードバイク ドロミテSLを買ってみたのでレビューします。

コラテックのドロミテSLは、フレームは同じながら搭載コンポによって、4つのグレードがあります。

グレードはざっくりいうと、シマノのコンポグレードの違いです。ソラ、ティアグラ、105、アルテグラと4つグレードから選択する仕様です。

妻に買ったのは2016年モデルの5800 105仕様で、定価が168000円のところ、96800円になっていました。一緒に売ってた2017年モデルのティアグラ仕様より安くてびっくり。

フレームは、46センチです。上のは私のバイクで54センチのVENONと比べるとだいぶ小さいですね。

ドロミテSLは、アルミながら8.8キロと結構頑張ってます。ホイールは2キロ近いシマノのRS010らしいので、これを計量ホイールにするだけで8キロ前半になるわけだから、かなり計量な部類です。あと、タイヤは重そうです。かなり初心者を意識した構成っぽいです。

フロントフォークはカーボン製で、コラテックの特徴的な太いフォークです。

コンポはブレーキも含めてオールシマノの105でした。この点は10万円で買えたバイクとしては驚異的安さではないでしょうか。

フロントディレイラーはリング式です。

クランクギアは50-34T、スプロケは11-28Tです。

残念な点は、フレームインナーゲーブルでないことと、フロントディレイラーがチューブにリングで固定されている点くらいでしょうか。見た目の作りはたしかに上位モデルと比べると劣ってしまいます。

でも、性能は凄く乗りやすそうです。妻が上り坂であまり離されなくなりました。加速、登坂のいずれもいい反応をしてくれます。時速35キロで走っても付いてきます。

あとは、まだ100キロ超えを走ってないので、長距離疲れないかどうかですな。

早くお出かけしたいです。

はじめてのビンディングペダル

先週の土曜日のこと

そろそろビンディングペダルにしてみたいなと思って、近所のシルベストサイクルさんに。

初心者という事もあり、1万円台前半のシューズと、一番危なくないペダルをチョイスしたいとオーダーしてみた。

幅広く、甲高な私の足にマッチするシューズが中々なく、リクエストの金額ではなかなか見つからない。

足は26.5センチですが、サイズ通りだと日本人向けのシマノ製シューズでも幅と甲が合わない始末。

そんな中、店員さんが持って来てくれたのは27.5センチくらいに相当するSidiのカオス。オレンジ色で、派手派手はあるが、オレンジは嫌いではない。そして50%オフの特価品という事で、これを15000円でお買い上げ。

次にビンディングですが、危なくない=外しやすいと思うので、シマノのSPD SL対応のライトアクションをチョイスした。

シューズも白だし、ペダルも白でいいかと。ネットで色々書かれているように玉当たりが悪いのか、回転は渋いけど、すぐに慣れて家に着く頃にはビンディングを一撃で装着できるようになりました。

まあまあ遊びのあるペダルですが、その分たしかに外しやすい。

取付けの時もカチッという感覚がほとんどなく、入ったのか微妙に分かりづらいくらいに…。

でも、あくまでも外しに行かないと外れない感覚もあるので、ビンディングとしてもちゃんと働いてくれます。

シューズ、ペダル、取付け工賃込みこみで2万円でしたから、良い買い物ができたのではないでしょうか。

次週、坂道で効果を確認したいと思います。

リアディレイラーの調整

リアディレイラーの調整は仕組みを覚えればそんなに難しくない。

備忘録 触るポイントは4つのネジ

まず、フロントのディレイラーを大きいギアに、リアを一番小さいギアに変えます。

自転車を後ろから見て、一番小さいギアとディレイラーのプーリーのギアが縦にまっすぐになるか確認します。

次にフロントを小さいギアに変えて、リアを一番大きなギアに変えます。

自転車を後ろから見て、一番大きなギアとディレイラーのプーリーのギアが縦にまっすぐになるかを確認します。

それぞれがまっすぐでなければ、どこかがずれているので調整が必要になります。

一番簡単なのは、ワイヤーが緩んでいる事で一番大きなギアまできっちりとシフトチェンジができないパターン。ワイヤーは伸びるので新車などでは、納車後に確認が必要になります。

ワイヤーの伸びだけであれば、フロント小さい、リア一番大きい歯車の時にマルで囲んだ1の部分を回してワイヤーを張ってあげれば、リアディレイラーが左右に動くのでチェーンとディレイラーのプーリーが一直線になるように調整するだけでOKです。

しかし、私のように通販で買ったバイクでは、ディレイラーの稼働域がちゃんと設定されていない可能性がありますので、初期のディレイラー位置を合わせてあげる必要があります。

私の場合、実際にズレてましたから。トップのギアと、ローのギアにそれぞれ入れる事が出来ませんでした。完成車とは言え、多分仮組みなんですね。

初めから調整するには、まずまるで囲んだ1の部分を回して、ワイヤーが最も緩む状態にします。

シフトチェンジをして、フロントのディレイラーを外の大きい歯車に、リアのディレイラーを一番小さい歯車に合わせます。

この時が一番ワイヤーが緩んでいる状態です。一番小さい歯車とリアディレイラーのプーリーは一直線になるはずです。

ここで一直線になってなければ、マルで囲んだ2のネジを回して一直線になるように調整します。

次にシフトチェンジして、フロントディレイラーを小さい歯車に、リアディレイラーを一番大きな歯車に移動させます。

何も調整してなければこの時、確実にズレてます。

下の写真のように指でリアディレイラーを奥側に押しこむと、一番大きなギアとリアディレイラーのプーリーが一直線になるはずですが、これが一直線にならないということは、可動範囲がすでにズレてます。

マルで囲んだ3のネジを回して、リアディレイラーのプーリーが直線になるように調整します。ここで可動域が奥まで行きすぎると、チェーン外れにつながるし、押し込みが弱いとローギアにチェーンがかからず、ほかの歯車も微妙にズレて行くので、リアがカラカラ鳴ることになるので、ちゃんと指で押してディレイラーの可動範囲を正しい位置に調整しとかないといかんのです。

また、指で押し込んだ時、プーリーとスプロケットの高さが合ってないと、ギア同士がぶつかって変速がうまくいかないので、その場合はマルで囲んだ4のネジを回してプーリーの高さを微調整します。

最後にリアディレイラーを指で押したまま、ワイヤーを固定しているボルトを少し緩めて、リアディレイラーを指で押さえつつ、ワイヤーを引っ張りながら、再度ボルトを締めてワイヤーを固定してやると、ワイヤーが一番引っ張られた状態でのディレイラー位置が固定されます。

もし、ワイヤー固定に失敗して少し緩いくらいなら、マルで囲んだ1の部分を回してワイヤーを張ってあげましょう。この調整シロを残すためにワイヤーを外すメンテでは必ず一番ワイヤーを緩める位置にネジを戻す必要があるのです。

リアのディレイラー調整は、一度覚えると、日常メンテが楽になるのでおススメです。

ワイヤーは走るたびにちょっとずつ伸びるので走行毎に確認される事をお勧めします。

ポタリング 嵐山 100kmライド

GWに長距離ライドに挑戦したいなと思ってました。

池田、箕面方面から、嵐山を目指すと往復でちょうど100kmらしく、調べると西国街道を通り、大山崎インターチェンジ付近から木津サイクリングロードに入るという記事をいくつか見つけました。

妻と二人で走った最長はこれまで40kmだったので、GWに記録を作りたいと一週間くらい作戦を練っていました。

5/4の今日、お天気も良さそうだったので、ついに決行しました。

山麓線で池田市と箕面市の境をスタート地点にして、8:37にスタートしました。

山麓線を東に進み、モノレールの高架を抜けて西国街道を目指します。西国街道は狭いし車もたくさん通るのですが、一方通行もありまぁまぁ走りやすいかな。

サントリーの山崎蒸溜所の前を抜け、しばらく走ると大山崎インターチェンジが見えてきます。ダイハツの工場を抜けて、木津川を超える高架を抜けたところが木津サイクリングロードです。

淀川からのサイクリングロードと合流するので、とっても自転車載っている人が多いですね。

この道をまっすぐ行けばと思っていましたが、数カ所で河原に降りるルートや自転車道を変えるルートがあったり、何度か引き返しましたが、無事に嵐山に到着。

松尾大社の前にあるファミマで弁当を買って嵐山で食べました。

来た時の速度は19-21km/hrです。自転車に乗ってる時間は5時間が目標でしたので、休憩をとりながら3時間半なのでこのペースが無理なくて良さそうです。

クロスバイクでやって来たこの人がすごい。

しかし、GWもあってか、すごい人ですね〜。

渡月橋の大混雑も見れたし、車の渋滞を横目に見ながら来た道を帰ります。

帰り道、阪急大山崎駅の改札出たとこにあるパン屋で、プリンを食べて帰ります。

大山崎ラブのコースターはなに?

12:40ごろに嵐山を出て、自宅に戻ったのは16:00ごろでした。

もう、ハンドル握る手は力が残ってないし、全身がエネルギー切れな感じです。100kmって結構凄い距離ですね。

工具 トルクレンチ

スポーツサイクルに乗るなら、絶対に持っておきたいものを紹介します。

トルクレンチは、パーツ締め付けの際に適切なちから(トルク)で締め付けられるようあらかじめトルクの上限をセットしておけば、セットしたトルクまで力がかかると「カチッ」と音が鳴って知らせてくれる便利なアイテムです。

ビットを変えることで、様々なボルトやネジを締め付ける事ができます。

写真のトルクレンチは先日、楽天のガレージ・ゼロさんで購入しました。設定は2-24Nmのもの。3380円とお買い得な品でした。

近所のホームセンターでも買えると思いますが、大型のものは車やバイク用の強いトルクに対応したものになるので、自転車乗りの方は小型のものをしっかり調べてから購入しましょう。

具体的には、差込角と言ってソケットの差込みサイズが、かかるトルクによってある程度変わります。小さなトルクの場合は、1/4が使われる事が多く、かけられるトルクも30Nm以下になると思います。

カーボンフレームの場合は、かけられるトルクの最大値が6〜10Nm(10で約1kgf・m)なので、本当に小さなトルクです。

車用はトルクも大きく、3/8や1/2を使用する事が多いと思います。高価な工具なので、間違えて買わないように注意してください。

下の写真はロードバイクのハンドルステイですが、アルミ製のバンドルでも6Nmくらいのトルク設定です。

トルクレンチですが、使い方は簡単です。

ます、一番下の黒いネジを緩めます。これでトルク設定のダイヤルが動くようになります。

縦のラインは左右で2Nm刻みです。ラインはセンターに引かれたラインに合わせます。下のダイヤルは微調整用です。これを一周回すと2Nm分回ります。

右回りは上げ、左回りは下げです。

指定のトルクで設定できたらビットを付けて、ラチェットと同じ要領で締め付けます。ラチェットとは違うので緩める事には使えないと思っていいでしょう。

ただし、締め付けトルクがわからない時は、設定可能範囲でトルクをチェックすることはできます。

ロードバイク 型落ちバイクの注意点

2018.4に購入したロードバイクですが、シェイクダウンに40km近く走りました。

乗る前にチェーンを触って、油膜が残っているかをチェックしたつもりでしたが、だいぶ倉庫で眠っていたためか、実は古いオイルにホコリが巻きついた固着物によってチェーンの動きが悪くなってました。

スプロケットにも古いオイルの固着が見られ、時々回転が硬くなる部分がありました。

ディグリーザーで古いオイルを弛めつつ、ブラシで固着物を剥がしていくと、ウエスが真っ黒に。多分整備済みとは言え、古いオイルの上にただオイルを注しただけで、ちょっとテスト走行しただけなんでしょうね。

フレームにも細かなホコリが溜まってましたし、新車とは言え、倉庫に眠りっぱなしのバイクは、チェーンのメンテはした方が良いのでしょう。

清掃後はスムーズに回転してます。

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オススメのディグリーザーはこれ。私もチェーンをジップロックに入れてどぶ漬けするのに使ってます。

 

ペダル交換

CRCがおまけに付けてくれたプラスチックのペダルですが、あまりにも味気ないのでMKSのアルミペダルに変えました。

クリートにはしばらく手を出さないつもりです。

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三ヶ島ペダル(MKS) IC-LITE ペダル (シルバー) 自転車 ペダル
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ロードバイク カーボン製ロードバイクのメンテナンス

絶対に揃えるべき物が2つあります。

1.カーボンアッセンブリペースト

カーボンアッセンブリペーストは、カーボンパーツに塗る事で、摩擦係数をあげて、より小さなトルクでもパーツの固定が出来るようにするもので、大抵小さな粒子を含むペーストです。

2.トルクレンチレンチ 自転車用

特にカーボンパーツは取り付けの際の最大トルクが8Nmやら、10Nmやらと細かく決まっています。もちろん最大なので、それ以下で締め付けなければなりません。私の場合、カーボンパーツは-2Nmを目処に固定しています。なので擦り合わせ部には薄くアッセンブリペーストを塗っておくべきかと思います。