スペックも確認できたので、まずはペダルの交換に入る。
ペダルはナットで止まっているので、ワコーズのラスペネを吹きかけ30分放置して解体に臨む…が、一向に緩む気配はない。
そこでクランクを解体して、ネジ穴を確認するとスチールのボルトのサビとクランクのアルミが一体化しているような感じでガチガチになってました。
そしてペダルは4点あったネジが2点無くなり、2点は外れかけという悲惨な状態。
残念ですが、このクランクの再利用は諦めて、更新となりました。
新たにチョイスしたのはシマノのMTBコンポ ALTUSシリーズのクランクセットFC- M311 ALTUSの175mm 42-32-22Tのギアクランクセットです。
クランクを外して気がつきましたが、ボトムブラケットもゴリゴリしててグリス切れな感じ。カセットタイプなので、これも交換しました。
ノギスは持ってなかったので、普通のメジャーで測ったのですか、クランク長は110mm、内径68mmと思われたので、シマノのNU-55,110mmを購入しました。シマノにはNU-28というBBもありますが、こちらは同一規格ながら一部にプラ部品を使用しているので、よほどの理由がない限り、BBは55シリーズ一択で良いようです。
クランクとBBを交換するための工具
- コッタレスクランク抜き 800円
- 六角レンチセット 2500円
- BBツール 1000円
- 32mm ソケット(BBツール用) 1000円
- 1/2スピンナー(32mm ソケット用)2500円
クランクは、クランク抜きを使えば簡単に抜けました。
BBは左側(ギアが無い方)は比較的簡単に取れましたが、右側がむちゃくちゃ固く、50センチもあるスピンナーを使っても全く歯が立たず、仕方がないのでサイクルあさひのメカニックさんに助けてもらいました。メカニックさんも格闘すること15分、インパクトを使ってようやく外してました。
BBは肝心のシールが削れており、もはやどんな規格かも不明な状態でした(汗)。
BBが外れたらこっちのもんです。あとはBBホールをサビ取りして、グリスアップして、BBを取り付けて、クランクを取り付けて、ペダルを付ければ完成です。
しかし、ここでトラブル発生。
ギアクランクの出っ張り(なんでこんなに出っ張ているのか不明)が、フレームを削っているではありませんか!
入っていたBBのクランク長は110mmでしたが、シマノのコンポを付けるにはあと10mmくらい長いクランクが必要なようです。
今回はちょっとBBの締め込みを甘めにして、回避しましたが、早めに交換したいところです。
今回はBB外しに思いのほか時間を取られたため、ここで時間切れ。続きはまた次回